2026年、ガウディの夢が大きな節目を迎える。

ガウディの夢が動き出す
「完成を見届けられるのは、一生に一度あるかもしれない」
──そんな瞬間が、ついに近づいています。
スペイン・バルセロナの サグラダ・ファミリア。
2026年はガウディ没後100年の節目の年。
この年を目標に、聖堂の姿がついに完成形へと近づくと言われています。
サグラダ・ファミリアとは?
1882年に始まった建設は、途中で戦争や資金難に見舞われ、長らく“未完の大聖堂”として知られてきました。
そこにガウディが加えた独創的なビジョンは、光と自然を取り込み、まるで森の中に迷い込んだかのような世界を生み出しました。
ステンドグラスから降り注ぐ色彩、天井を仰いだときの圧倒的な高さ。
誰もが一歩足を踏み入れた瞬間に言葉を失う──そんな特別な体験が待っています。
なぜ完成まで100年以上?
- 資金は長らく寄付に依存
- スペイン内戦で設計図の一部が失われる
- 現代に入り、デジタル設計や3Dプリントの導入で急速に進展
長い歴史を越えて、ついにゴールが見えてきたのです。
2026年に期待されること
- イエス・キリストの塔(172.5m) が頂点に到達する見込み
- 完成を記念したイベントや特別なミサが開かれるかもしれません
- バルセロナが世界中からの注目を集め、観光の中心になるのは間違いないでしょう
ただし、細部の彫刻や「栄光のファサード」など、一部は2030年代まで工事が続くという見方もあります。
それでも2026年は、歴史の節目として語り継がれる年になるはずです。
ベストな訪問タイミングは?
- 完成前の姿を見納めたいなら今すぐ
- 完成直後の熱気を味わうなら2026年前後
いずれにしてもチケットは事前予約が必須。
混雑を避けたいなら 平日・早朝の入場 が狙い目です。
ガウディ建築を巡る旅
サグラダ・ファミリアだけではもったいない!
ガウディの才能は、街のあちこちで花開いています。
- カサ・バトリョ:宝石のような外観、幻想的な内装
- グエル公園:色鮮やかなモザイクと自然の調和
- カサ・ミラ(ラ・ペドレラ):波打つ外壁と屋上の造形美
どれも、バルセロナという舞台に欠かせない名作です。
歴史の証人になる旅へ
サグラダ・ファミリアは、ただの教会ではありません。
それは、140年以上にわたる人類の夢と挑戦の結晶。
そして、私たちはその“夢の大団円”に立ち会える世代です。
2026年、バルセロナでその瞬間を見届けてみませんか?
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